【獣医監修】犬の入浴・お風呂は必要なのか

愛犬の皮膚を健康に保つためには、シャンプーやお風呂は欠かせません。
月に1回シャンプーしている方やトリミングサロンに連れて行っている方もたくさんいらっしゃると思います。

「シャンプーの重要性は何となく分かっているけど、入浴は必要あるの?」
犬の温泉では、そんな声をよくいただきます。

そこで今回は【犬の入浴の必要性】についてお伝えいたします。

犬の入浴って必要?

結論から申しますと"入浴も必要"です。

浴槽を使用せず、シャワー浴などでも汚れを落とすことはできますが、
犬の皮膚の多くは毛で覆われているため、洗い残しやすすぎ残しが起きやすいです。

浴槽などにお湯を張って入浴することで、
毛に覆われた犬でも皮膚全体の汚れを効率的に洗い落とすことができます。

入浴の効果

入浴にはどのような効果があるのでしょうか。
大きく分けて3つの効果があります。

  1. 効率的な皮膚・被毛の洗浄
    犬は体全体が毛に覆われているため、皮膚まで洗浄するのが難しく、洗い残しやすすぎ残しが生じやすいです。
    入浴をすることで、毛の根本、皮膚まで効率よく洗浄でき、すすぎもしっかりおこなえます。
  2. 角質の軟化
    角質を軟化させることで古い角質を効率よく除去でき、古い角質の蓄積による皮膚トラブルを防止できます。
  3. 血液循環の改善
    皮膚の血流量を上げることにより皮膚の生理機能が活性化し、リンパ管の循環改善などの効果も期待できます。

 

入浴料の必要性

お湯だけでの入浴にも血液循環の改善など効果はあります。
一方で、お湯だけの場合、皮膚の保湿成分が流出するリスクがあるので、
保湿成分入りの入浴料などの使用が推奨されています。

また、洗浄成分入りの入浴料を使用することで、入浴料を使用した後のシャンプーの効率も良くなり、しっかりと汚れを落とすことができます。

犬の温泉は、美人泉質の温泉ミネラルが配合された入浴料となっておりますので、マイルドな洗浄力で皮膚までしっかり汚れを洗い流し、入浴後も潤いを保ちます。

シャンプーだけだと洗い流しやすすぎ残しが心配という方や簡単に汚れニオイ雑菌を洗い流したいという方はぜひ入浴料を使用したお風呂を試してみてくださいね。

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